救急科

当院は各科外来ならびに総合初診・急病センターにて、幅広く救急疾患に対応させて頂いております。ご自身・ご家族と共に来院された方は、外来案内係にて適切な診療科へご案内させて頂きます。
救急科は、専任の日本救急医学会専門医2名が研修医とともに、救急車で搬送されてきた方の初期救急診療を担当しております。専門診療が必要な場合、入院が必要となる時は、各科へ連携していきます。

当院急病センターでは、年間救急受診者37700人（うち小児科受診者15800人）救急車搬送4400件と、数多くの救急患者さんに対応してきています。
2018年3月～2021年4月まで3年間にわたり専属救急医が不在となり、各科救急診療体制となっていましたが、2021年5月沖縄県立八重山病院救急科より紙尾、2022年9月からは沖縄県立中部病院救急科より長堂が赴任し、北米型ERの構築を目指しています。

そして「質の高い研修医教育を提供することが、質の高い医療提供につながる」をモットーに、ER診療をベースに研修医教育の充実を図っていきたいと日々努力していきます。当院の初期臨床研修プログラムでは1年目に2ヶ月間の救急科研修があります。全国からの見学・ご応募をお待ちしております。

当院救急科は独自の救急科領域専門研修プログラムはもっておりませんが、オール沖縄で救急科後期研修医を育成する【琉救プログラム】の臨床研修協力施設です。
救急科専門医を志望される方は、沖縄県内基幹４病院に所属し、県内すべての救急科で研修が受けられます。是非当院救急科にも研修にいらしてください。