

診療科・各部門紹介
国際医療支援室
特徴
国際医療支援室では、「安心・安全な医療をすべての人に」を合言葉に、最新の医療器提供を通じた国際化への貢献に取り組んでおります。2024年3月25日には、JMIP(Japan Medical Service Accreditation for International Patients; 外国人患者受入れ医療機関認証制度)の認証を取得し、在留・訪日外国人の皆さまへも安心・安全な医療を提供するため、国際医療支援室を中心に環境整備を日々行っております。
人員体制

- 室長(医師) 1名
- 中国語医療通訳 1名(外国人コーディネーター兼務)
- 外国人コーディネーター 3名
業務内容
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外国人患者さんのサポート
- 受診時の通訳サポート(受付、診察、支払、お薬の受け取りなど)
- 電話やメールの問い合わせ対応(受診に関する問い合わせなど)
- 各種書類の翻訳手配(診断書や説明書、同意書など)
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渉外業務
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当院と海外の医療機関・保険会社などとの連絡調整
- 病院間の紹介に関すること
- 患者の診療情報に関すること
- 支払いに関すること
- 帰国、搬送に関すること
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院内環境整備
- 院内表示や掲示物の多言語化
- 通訳ツールの整備
- 外国人患者対応マニュアルの管理
- 職員研修の実施
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地域連携・情報発信
- 各種統計の実施
- 外国人患者満足度アンケートの実施
- 県内外の医療機関との情報共有
- 地域住民・在留外国人・コミュニティを結ぶ多文化共生社会への取り組み
- 外国人患者が必要とする医療・福祉・保健に関する情報提供
活動内容
- 「留学生のための日本の医療セミナー」を実施しました!
国際医療支援室は、2024年12月に近隣の専門学校において、外国人留学生向けの日本の医療に関するセミナーを実施しました。セミナーは2日間で4回開催し、約250人の留学生が参加して日本の医療制度や保険制度などについて学びました。
参加者からは「日本の医療システムについて理解が深まった」「どの診療科に行けばいいか、アドバイスが役立った」といった感想が寄せられ、セミナーは非常に好評でした。また、当院の外国人コーディネーターが問診や診察の会話をロールプレイ方式で一緒に練習したり、参加者との質疑応答を通じてより実践的な知識を提供しました。
当院は外国人留学生を含む多様なバックグラウンドを持つ方々に対し、日本の医療をより理解してもらうための支援活動を続けてまいります。このような取り組みを通じて、包摂的社会の実現を目指し、地域社会とともにより良い医療環境の構築を進めていきます。 -
当院と海外の医療機関・保険会社などとの連絡調整