診療科・各部門紹介
診療科・各部門紹介

診療科・各部門紹介

看護師特定行為研修

当院は2026年3月に特定行為研修指定研修機関の指定を受け、4月より看護師特定行為研修を開講します。

看護師の特定行為研修制度

 今後ますます加速する少子超高齢化社会においては、安心で、安全かつ効果的な医療・看護を効率的に提供することがさらに求められる。病気を抱えながら生活する人々が増える中、「治療」と「生活」の両面から患者を捉え、身体と心の状態の変化を予測しながら必要なケアを提供する看護職への期待はますます大きくなってきている。そのため、さらなる在宅医療等の推進を図っていくためには、個別に熟練した看護師のみでは足りず、医師又は歯科医師の判断を待たずに、手順書により、一定の診療の補助を行う看護師を養成し、確保していく必要がある。
 チーム医療を推進し、看護師がその役割をさらに発揮するため、平成26年6月に「特定行為に係る看護師の研修制度」が創設された。平成27年3月には、制度の詳細が定められた省令よび施行通知が発出され、10 月より研修制度が開始された。

特定行為研修について

 特定行為研修は、看護師が特定行為を安全かつ適切に行うために必要な理解力・判断力、そして専門的な知識と技術を身につける研修です。当院では、関連法令に基づき、基準に適合した研修を実施します。また、急性期医療を担う病院として多様な診療場面に触れる学びの環境があります。専門性を高めたい方、急性期での実践力を強化したい方の成長を支援します。 

特定行為研修の基本理念

 特定行為研修の基本理念は、当院の「和と奉仕」の理念のもと、当研修で急性期病院の多様な臨床場面において医療安全を確保し、高度な臨床実践能力を発揮できる自律した看護師を育成します。また、チーム医療において期待される役割を推進し、地域の中核病院として地域医療に貢献できる看護師の育成を目指します。

特定行為研修の目的

 看護師が特定行為研修を受講することにより、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識・技術・態度を身につける。これにより、医療現場において、疾患や病態の変化を包括的にアセスメントし、特定行為を安全に実施することでチーム医療における他職種との協働を行いながら患者のニーズに対応することが可能となります。

那覇市立病院が実施する特定行為研修

【領域別】

領域 特定行為区分 特定行為
救急領域 呼吸器(気道確保に係るもの)関連 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 侵襲的陽圧換気の設定の変更
非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱
動脈血液ガス分析関連 直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ラインの確保
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 脱水症状に対する輸液による補正
精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 抗けいれん剤の臨時の投与

※領域別パッケージ研修については、厚生労働省が「免除可」とする行為を免除する。


【区分別】

特定行為区分(区分別科目)
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
動脈血液ガス分析関連
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連

那覇市立病院モデル 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
動脈血液ガス分析関連
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連

※施設独自の受講モデルとして、「那覇市立病院モデル」を設ける。那覇市立病院モデルでは、呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連、動脈血液ガス分析関連、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関の3区分を必須とする。また、当院職員のみの受講とする。