外来点滴センター

当院は2005年1月に地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、南部医療圏におけるがん治療の中心的役割を担ってまいりました。外来点滴センターは、それまで各科外来で施行されてきた化学療法（所謂抗癌剤治療）を一カ所に集約し、安全に治療を行う事を目的として2005年10月に設立されました。患者様の日常生活を護りながら、安心して安全にがん治療を受けることができるよう心がけています。
最近5年間の治療件数をお示し致します。治療件数は年々増加しており、コロナ禍においても治療件数は増加傾向です。がん腫別にみると血液疾患、大腸癌、乳癌で70％を占めますが、その他様々な領域のがん治療を行っています。
がん治療は脱毛や吐き気など、苦痛を伴う治療です。患者様の苦痛を少しでも和らげることができるよう患者様に寄り添った医療を提供できるよう、医師・看護師・薬剤師・栄養士・医療ソーシャルワーカー等、他職種で連携しつつ治療にあたらせていただきます。
2022年度からは、外来点滴センター直通の電話相談窓口を設置し、当センター通院加療中の患者様を対象とし、日常生活での心配事や薬剤の副作用などに関してご相談を承っています。お気軽にご相談下さい。